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90: 経済的に生身の人を利用するのが苦手

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サンフランシスコに来て3つ目の物件に越してきた。1件目は1年半、2件目は3年を過ごした。上京した後に繰り返した引っ越しを思い出すと、実地で自分の価値観を擦り合わせてようやく熟れてくるのが3件目からのように思う。1件目はその土地に移るという高揚感か…

89: 余計な感情や期待を持ち込まない

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勤務先に大きな変化があってから、結構な数の同僚と道を分かつことになった。代表の変化に合わせて、自身たちの変わり目となっても良いかという空気感で、毎週のようにお別れメールを見ることにも少し慣れてしまった。気づけば自身が入って拡大していた頃の…

88: 二馬力

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ハイジが働き始めた。今となっては人が羨むアメリカのH-1Bビザのホルダーにも欠点はいくつかあるのだが、その代表的なものに同行者にあたるH-4ビザでの入国者が労働出来ないというのが、専門職に就いていた配偶者を持つ僕にとっては特筆事項であった。インタ…

87: 自惚れられない癖

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ちょっと調子に乗ると大抵良いことはない、自信をみなぎらせて何かを誤ると滑稽であるという直感に根ざして、自分のベースの心理的安全性が低くなることにはほとほと呆れるものがあるが、一生脱せないものであることもわかっている。まあ、主に英語の話だ。…

86: 🔁2️⃣

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入社して2年が過ぎた。おかげさまで仕事はどうにか続けられている。取り立てた変化はないが、「前よりはマシ」を繰り返している瞬間は度々あって、総合的にはまだまだコミュニケーションがしんどいものの、常に良くはなって行っているので辛抱強くやっていこ…

85: 分からんちん

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年が明けて前までのチームでの仕事に一区切りがついた。フロントエンドのアプリケーションフレームワークの調査や検証をやっていたのだが、自分が流れで担当させられたVueは途中で飽きてきたというか結局繰り返しコンポーネントをつくってな...みたいな体験…

84: 猫と対価

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同僚のシエナの飼い猫メイ。サンクスギビングに合わせて1週間ほどの休暇を取った飼い主に代わって、1日2回の食事とトイレ掃除を請け負っているうちに仲が良くなった。 かつてのルームメイト(猫)、ジンジャーと離れて久しいが、猫が気ままに過ごしている横…

83: 🔂

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去年の8月は、結婚だ、30歳だ、転職だと並べていたが、ようやく1年が過ぎていて、少し経ったところで2017年も終わろうとしている。前の年ほどではないが、密度が高く、ゆっくりと1年が過ぎていったように思う。取り立てた変化はというと会社に慣れてきたこと…

82: 現地就職前後でのストレングスファインダー

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会社のHRチームの施策としてDevelopment(この場合自己啓発とかだろうか)についてのセッションがあり、そこでStrengthsFinder2.0が配られた。この結果を受けて次回はワークショップ的なものをやることになっている。タイミングが悪く、テストの結果を用いる…

81: タイポグラフィについて習った

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Courseraにお金を払い始めた。 常套句のように「また大学/大学院に行きたい」というようなことをぼやいてしまいがちであるのは、もしかすると周りに居た人たちからよくその言葉を聞いていたからかもしれない。嘘ではないにせよそこまでの叶えたいほどの熱意…

80: カメラ付サングラス

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この歳になってというのが気恥ずかしいが、コンタクトレンズの着用に興味が出てきた。かつて数週間だけ使ったことがあったが生活習慣上長続きせず、これまでの人生のうち7割以上を眼鏡をかけて過ごしているし、自分の使う眼鏡への愛着は割と強い。 というの…

79: 三十歳になった

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今年の8月は入籍、退職、転職、引越し、30歳(成人みたいな熟語が欲しい)と変わり目の集まる月となった。 というのを上長に少し漏らしたら、彼女はPTOでオフィスに居ないというのに手を回してくれて、当日にはチームや入社に関わった人々からのメッセージカ…

76: 割と色んな畑の人が居る

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高専の後輩が二人、サンフランシスコに訪ねてくれた。一人はロボットを作るチームで一緒だった子で、大学の博士後期過程に居るためか学会発表のためにNapaを訪れていた帰りだという。今では彼が関わった人工衛星がいくつか宇宙に居るらしく、ロボットを作り…

75: 各食事で調理を評価しない

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作り置きというのを始めた。週末あたりに3,4品が1週間弱保つレベルで調理しておいて、平日は適当に盛り合わせるだけでやっていく。無事に3週目に入り、少しずつこなれて来たように感じるのと明らかに出費が減って、体重減が始まっているのが分かるのでしばら…

74: かかるコストと達成すること

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IndiegogoでBackしていたFlicが届いた。生活の中では割と役に立っていて、割とアイデアに反応しただけで実際にはそんなに欲しくなかったという状況になりがちなクラウドファンディングのものでちゃんと届いてちゃんと使い続けられそうなものは珍しい。 設定…

73: ほどほどに人と会いたい

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10月は客人が相次いだ。GitHub Universeに来た藤原くん、6年前にこのベイエリアを一緒に回った里田くん、一緒に働いている田沼さん、はてなのバイト仲間の灰色ハイジ、11月まで含めるとクックパッドで同僚だった山口さんやRubyの福森くんも来訪にあたって声…

72: カンファレンスが近くなった

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GitHub UniverseというGitHubの初のカンファレンスに行った。最近はサービスやスタートアップを冠したカンファレンスみたいなのが増えているような体感もあって情報を見る度に高揚するものの、ひとつ数百ドルみたいなのを前に立ち止まり、どれに行こうものか…

71: メディテーション

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流行りのメディテーションと同じなのかはわからないけど瞑想の真似事は好きで、おそらく中学の体育の授業で剣道か柔道をするにあたって座禅というのか、瞑想というのか座り込んで頭をすっきりさせたり、呼吸で巡るエネルギーみたいなのを想像したりとリラッ…

70: 半年遅れ

us jp

最後の記事から半年が既に過ぎているが、 2月から2ヶ月弱帰国していたからアメリカのことを忘れていた 会社が買収されたために自分がぐちゃぐちゃだった 母がこれらを読んでいたことを知ったので身の振り方を考えていた アメリカに戻ってから引っ越して環境…

69: 今の部屋に来て1年が過ぎた

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合算で2ヶ月半程は帰国していたので正味10ヶ月弱、この部屋で寝起きしていることになる。毎日変化を探しすぎていて、さて1年で何が変わりましたかというと自分ではわからないものがある。Adamに「1年になるけど、僕の英語は成長しているか」と尋ねたら「育っ…

68: 慣れてきてしまっている

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10月からは、再びアメリカの部屋で暮らしている。11月に途中2週間程帰国して慌ただしかったが、ようやく根を張り直せた感覚がある。だんだんとこうやってここに記録するような体験や思考が減ってきている。ちなみに近くブログをまた増やそうとしていて収拾も…

67: 言語の相違の以前に対人処理である

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偶然ミートアップで会った人が主催しているというランゲージエクスチェンジに行った。 知らない人と英会話したらどんなもんだろうかとアメリカの人、モンゴルの人、香港の人と日本語と英語を15分毎にスイッチしながら喋ったけど、英語がどうとかという話の前…

66: ホーム感のようなもの

us jp

2ヶ月と2週間くらいアメリカの部屋を空けていた。東京では会社の借りているマンションを仮宿として、京都、福岡、シンガポール、ベトナムと動いて回った。それらのことはまた思い出したら書くとして、SFO到着時のことを記しておこうと思う。夕方に到着した飛…

65: credit_card.tap(&:pay)

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Adamが近所のバーに誘ってくれた。0時前に行って久しぶりに酔うほどビールを飲んだ。といってもお酒を飲む事自体、稀なことになってきていて2pintかそこらで結構視界が歪んでいた。ギネスもブルームーンもとても美味しい。 普段は会計の度、クレジットカード…

64: 持ち込みオーケーです

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Yoheiにもう雨季終わったんで雨降らないっすよと言われた翌週から概ね雨が降っている。4月以降をここで過ごすのは初めてだ。ここから未経験の続く11月まで各月どんなものかくらいは体験しておきたい。 ときに、偶然見かけた紹介記事で興味をもってダウンロー…

63: 四捨五入して話す

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3週間程度、前の会社に春から入社するという青年がやってきて一緒に暮らしていた。彼は僕とAdamの会話する様を見てかなり話せていると認識したらしい。言語について上達したわけではなくAdamとのコミュニケーションについて自然になってきたというだけだろう…

62: 年金事務所の Pinterest アカウントをフォローしよう

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やっと一人で電車に乗って出かけたりした。基本的に何かあった時に困ったら嫌だなと悲観的で、わざわざ出かけてまで得るものはそんなにないからそのリスクの方が大きいと合理的っぽい判断をしたつもりになっている節がある。はじめてのおつかいと同じでびっ…

61: 同じようなこととみなして体感的な密度を上げる

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Belmont の downtown にほぼ1年を待ってようやく戻って来た。家は前と同じシェアハウスに、部屋はかつて Adam が暮らしていた2階の角部屋に。当の Adam は家主となり3階の一番広い部屋で暮らしやすそうな部屋を築き上げていた。キングサイズのベッドを買った…

42: 11月に出て行った格好で戻る

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いわゆるテンダーロインの側を通って日本のカレーを食べに行った。野球のバッドを肩に歩いている女性やずっと怒鳴りながら金や煙草、携帯電話を求める人に遭遇した。多分もう少し遅い時間だったら手遅れだった。 カツカレーは美味しかった。が、ここ最近は日…

41: Software Engineer だと聞けば頭が良くて金持ちだと言う

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訳あって荷物を部屋から出す必要があった。トランク2個に詰めてSFOのストレージサービスに持ち込んでフライト前に取り出してそのままチケットカウンターへ行けば、身軽だろうということで。2つのトランクを1人で引いてCaltrain、Bart、AirTrainをうまく乗り…