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53: 持ち寄ったコンテキストに合わせて発する

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 仕事をしている仲間以外と話すことが苦手に感じることが最近は多い。説明することが多いからだ。技術的なことの話ではなくて、そもそも僕がこういう生活をしている経緯みたいなちゃんと外向きに共有しなかったことを毎度話す度に、引いては初対面の人へ自己紹介をする時に何故この話をせねばならんのだと半分くらい思っている。それは今の状況が無くても避けては通れなかったものだから、最近そう感じるようになったというのには普段会う人の人数が大きく影響しているのだと推測している。前の会社だったら10人単位で毎日人と話していたし、苦しいと受け取っている暇がなかっただけだからというのが今のところの結論だ。

 技術的なところでいうと、自分よりも多くのコンテキストを備えている方を相手に取るととても焦ってしまうし、逆になると自分が出すものを選ぶのに苦労している側面がある。学生さんにプログラミングを教えている奴が何を言っているんだと自分で思ったが、当たり前のことを今発見したかのように言っている気がする。コンテキストがすれ違うのが怖くて言葉が減るか、必要以上に肉付けされた文が出て来てしまう。カメラの話のつもりでAFを受け取ったらアナルファックだったみたいな体験を話し相手には与えたくない。

 逆に多大なコンテキストが思わぬところで揃うと気持ち良いというのがある。高専を出たという人とか喫煙者同士が話をしやすいというのはそれで、マイノリティだからどうこうみたいなのとは少し違う側面でも理由があるんだと気づいた。

 コンテキストという言葉が自身の中で一人歩きしていて、コンテキストという言葉のコンテキストがわからない。公理っぽいところまで戻らないとってなる。