闘え!高専ロボコン: ロボットにかける青春

高専ロボコンの概要について大事な箇所あが満遍なく触れられていて良かった。取材の関係上か、視界に入ってくる高専は限られているため、もっと少しずつ取り上げるような構成だと嬉しかった。というのは残念ながら自分が居たチームが文中で一切触れられなかったのが寂しかっただけでもある。ロボットや競技に関しての挿絵がわかりやすく書かれているのだが、十分には準備されておらず、テキストだけで複雑なルールや各マシンの機構を読ませるにはなかなか酷なように見える。全体を通して2016年の大会のシーズンを丸ごとさらっているので、幸い全てが残っている昨年の試合の様子を見るのが導入に最適だろう。

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四国地区の強豪、香川高専詫間キャンパス(旧詫間電波高専)の指導者の交代や頭角を現した高松キャンパス(旧高松高専)との地区大会での優劣交代について触れられている箇所の生々しさが、他の章のどの学生たちに触れる現実的な話よりも頭に残った。ちょうど読んだのが今年の四国地区大会が始まる数時間前であったことも相まったのかもしれない。 詫間の新たな指導教員であるところの岩本先生は大学の先輩にあたり、編入学の同期に詫間で優勝しまくっていた頃の操縦者が居た繋がりから、当時の関東甲信越地区大会に行く車へ乗せてもらったことがあった。誰かから博士課程の後に母校へ赴かれたとは聞いていた気がするが、Kindleの上で続報を知るとは思いもしなかった。

こういう形で大会のことを振り返るのは楽しく、ここ数年は大会への興味も薄れつつ、惰性で運営を続けつつあった非公式のFacebook Pageを更新する元気を貰えた気がする。

どこかのページで2003年が第15回大会であるという誤りを見つけて、無駄にこんなことを覚えている読者*1もそう居ないかと思い、出版元にレポートした。

*1:第15回大会は僕が高専に入学して初めて参加した2002年