31: そのバスはもう行ってしまいました

 よくもまあ英語のことばっかり書いているが、技術的なことを除くとほとんどご飯とテニスと英語のことしか頭に無い。もう少し続くと思う。これを書く寸前にはスターバックスのレジのやり取りがsorryひとつ無く進んだ上、バス停で"391番のバスはもう行ったか?"という質問に受け答えが出来てなんだか満ち足りているからである。たいしたことではない出来事に喜んだと素直に伝えられる勇気。

 ただ、何人かの英語で話す必要があったクックパッドの同僚のことを思い出して申し訳なくなる。その時に今と同じ感覚にならなかったことにとても。先頃、日本に戻ったら鎌倉で飲もうというメッセージをやりとりしたかつての同僚Milesとももっと話せる状態で再会したい。ここに書いた話をちゃんと伝えられると良いなあ。

会話が主役じゃなくてね

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 Adamが5つくらいのゲームソフトとコントローラを買って、にやつきながら帰って来て、早速プレイを始めた。ICOとかを買ってくるあたり、にわかのゲーム好きじゃないっぽい感じが漂ってて面白い。

 MGS4を始めてから、日本発売版ではディテールが違っててねとか、操作方法を教えたりして、一緒にゲームが進んで行くの観てるのが自然になっていたのは収穫だった。慣れて来たのか合わせてくれているのか彼の発している言葉が割と聞き取れているし、ちょっとの範囲だけれど必要な単語がラグ無く持ち出せるようにもなっていた。小学生が誰かの家に集まってゲームするのコミュニケーションの種を作っていた部分があるんじゃないかと久しぶりに対峙したシチュエーションに戸惑っているが、彼と話すときに色々文や単語を準備して臨むみたいな感覚がスッとなくなったのが分かってとても良かった。

 MGSの方は全然聞き取れないので字幕を表示してもらった。ちゃんと頼めた。

 物より思い出とか、仕事より人生とか当たり前のことを語呂良さげにタイミング良く云うみたいな表現で苦手なんだけれど、"会話ではなくて会話を用いたものが目的"であって、そうでない風に英語のことを取り上げているのは良くない。