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Final - ウェブ決済に用いるクレジットカード番号を逐次生成出来るサービス

Finalは利用先限定、ワンタイム利用を前提としたクレジットカードを逐次発行してくれるクレジットカードサービス。2016年で最も自分の生活に入り込んできたサービスといえる。

Welcome to Final.

サービス登録が即ちクレジットカードの発行で、登録時に信用調査や限度額の決定などの普通のクレジットカードと同様のプロセスを経て、自宅にカードが郵送されてくる。ウェブサービス自体はそのウェブ明細。iOS/Android向けのネイティブアプリもある。

それに加えて、サービス上で随時カード番号を発行出来る。ワンクリックで、カード番号、有効期限、セキュリティーコードが吐き出され、その場でECサイトでの購入やウェブサービスの利用料の支払いに用いることが出来る。既に40枚を越えるカードを発行し10枚ほどは無効化している。

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発行時に「決済先を限定」するか、「ワンタイムのみの利用」とするかを選択させられるのがFinalの肝で、カード情報の再利用(転用)や意図しない決済処理が行われるリスクがかなり抑えられる。特に従来のカード情報というのは物理的に発行されたものひとつを指すことになり、紛失、盗難、スキミングにより再発行を余儀なくされた際に、ウェブで登録している全てのカード情報等を更新し直すという悲惨な場面に直面することになる。最近Finalのおかげで見事に再発行地獄を免れた。

なお、当初発行された物理カードはお店などの対面決済でのみ使うことを想定されており、こちらも対面をひとつの括りとして尻尾切りが出来る。サービスにログインしてカードを止めたり再発行を依頼したりが数クリックで行える。

Apple Pay, Android Payにおいても端末に結びつけたタイミングで実際のカード番号とは違う有効な番号が内部的に発行されているところからも、別番号発行はセキュリティの面で良いアプローチのひとつといえるのかもしれない。

クレジットカードの利用においては利用金額に応じたRewardsにあたるものを気にする側面があるが、Finalはこれを一律利用金額の1%還元として、こういう特典で本質から目を逸らす気はないのでここに力を入れる気はないと掲げている。1%という数字は悪くないが、ステータスの良いカードに目をやると2, 3%やその他ボーナスなどがあることも少なくないので、利点であるセキュリティ上の問題解決とどちらを取るかというところ。

個人的にはFinalを加えた運用がこの半年で板についてきて、

という状況。

現在は新規登録について万単位での順番待ちのようだが、コンセプトのみの情報と共に事前登録が始まった頃(メールを辿ったら2014年の10月だった)に興奮して待った甲斐があった。(アメリカでまともにクレジットカードが作れる状況で)使い込みそうな人に出会えたら順番待ちをすっ飛ばしで登録出来るリファラルコードを贈りたい。数万人がコンスタントに使うとさすがのカード番号も枯渇するのではとあまり一般的にはならない感もする。

カードのイシューイング周りの業務を提携して頼んでいる銀行の名前が、First BankでそれをFinalという名前の会社が取り扱っている図にはじわじわくるものがある。

追記

まさに、デビット/プリペイドであれば同様のサービスが既に日本国内にもある。

僕もライフカードのVプリカは(元々検証用に登録したのだけど)少し活用していたことがあったけど、少なくともサービスの触り心地は良いものとはお世辞にも言えなかった(さあ、楽天含めて果たしてカード発行までに何回クリックが必要でしょう)し、Finalの動画、サービス、スマホアプリ、ログインを除いて2クリックでカードが発行されるインタフェースを触った時のような興奮はなかった。「それ日本でもあるじゃん」と言ってしまっている反面、5年くらい遅れて「これからはFinTechやで」ってなっているのが不思議だなあ。