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64: 持ち込みオーケーです

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 Yoheiにもう雨季終わったんで雨降らないっすよと言われた翌週から概ね雨が降っている。4月以降をここで過ごすのは初めてだ。ここから未経験の続く11月まで各月どんなものかくらいは体験しておきたい。

 ときに、偶然見かけた紹介記事で興味をもってダウンロードした新宿ダンジョンが面白い。こう現実を何かに落とし込んだものがとても好きだ。現実の何かに対して人々がそれぞれ既に考えや体験を持っていることが多いので、それに触れたときに出て来る思いに始めから大きな個人差が出て来るのがあからさまだ。

 新宿駅のことを知らない人がプレイする場合はあまり差がないかもしれないけれど、東京に住む人達、新宿駅を何かの機会で訪れた人達は、ゲームの上で再現された新宿駅に触れるだけで思うことが違うんじゃないだろうか。JR南口改札に放り出されて始まるこのゲーム。高島屋が外に見えるあのへんから、マップが若干ながらも既に頭の中にあることだろう。

 通勤や飲みに行くときによく使った東口から三丁目の方、ヨドバシによく行っていたためか西口側、調布へ帰るために幾度となく乗った京王線(京玉線になってた)など自分の触れて来た新宿駅の中身がうまいこと再現されたマップを見るだけでゲームではなく現実ベースの感情が引き出される。サブナードに入ったら周辺が真っ暗になって周りが似通って見える表現は、はじめて行った頃と似た感覚で声をあげてしまった。トイレとねぎしの場所しかまともに覚えられなかった。

 これが逆にゲームで新宿駅に初めて触れた後、これから実際の駅に行く人達が得る体験も全然変わっているような気がする。現実との接点をどう持たせるか、どう切り離すかは何かをつくるときにいつも悩ましくて面白い。

 自分が現実はじめ別の世界で触れた情報を持ち込めるとゲームもサービスも行動や感情に急に磁石をあてたみたくなってくる。mixiが出ましたという時にきっと自分の生活上で何らかの関わりのあるコミュニティを探しただろうし、Googleストリートビューなら行ったことある場所や自分の家を探すというように自分との現実での接点みたいなところにサービスの利便性とは別の視点で自ずと足が向く。Facebookが最初に条件を「ある大学内」としたのは現実を持ち込むための側面としてとても大事だったんだと思う。

 なんだか当たり前のことを書いているだけな気もしたけれど、foursquareのMayorが本当の常連さんになりますように。